飛行機のタラップを降りたら・・・
カラッとしたあたたかい風と匂いに出迎えられました。ライトに照らされた空港は土ほこりまみれのようです。
でも・・・”あぁ~エジプトなんだ!”と何故かうきうきしました。
タラップを降りてバスに乗って空港ターミナルに移動です。
バスの中から見える景色はまったくの別世界です・・・
空港アシスタントにパスポートにシールみたいなものを貼ってもらって、入国手続きです。
おっそろいくらいに時間がかかります。エジプトの人は急ぐなんてことはないみたいです(^▽^;)
それにもまして、荷物がなかなか出てきません・・・
黄色いTシャツにつなぎのズボンをはいたポーターがタグごとに荷物を分けてくれて、自分の荷物を確認したらいよいよ空港を出てバスに乗り込みます。
ターミナルの出口付近は出迎えのたくさんの人でごったがえしております。
その間をぬって、現地ガイドの”ラファットさん”が迎えに来ておりました。目鼻だちがいかにもエジプト人、体格もエジプト人、民族衣装が似合うだろうなと思う日本語のとっても上手なガイドさんです。
カイロからバスでギザのホテルまで行きます。
途中 真夜中だというのにたくさんの人が街中にあふれております。ナイル川沿いと橋の上にはイスを持ち込んで夕涼みをする人でいっぱいです。
なによりもなによりも・・・・
交通法規などなんにもないみたいです。信号など見かけておりませんもの・・・
交差点ではめいめい勝手に車が進入します。そして走っている車の側を急ぐふうでもなく、ごく普通に人が渡っていきます。車もスピードをゆるめるなんてことはありません。サイドミラーすれすれに人と車がすれ違います・・・
見ているほうが具合が悪くなりそうです。そしてきずきました・・・
エジプトの車はボコボコです。ハンドルを針金で留めてあったり、窓ガラスがなかったり・・・とにかく前に走ればいいって感じです(笑)
通りを少し入った”アマランテピラミッズ”が3日間お世話になるホテルです。
部屋の鍵をもらって部屋に入ったのが1時過ぎでした。
部屋に入って一番に探したのがコンセントです。カメラの充電とポットにつかいますもの。

持っていったプラグがバッチシはまって、思わずお奉行さまと拍手でした(笑)
エジプトでの五つ星のホテルということで記念にパチリ!と写してみました。



朝の5時頃人の話声を夢うつつの中で聞いておりましたら・・・
あとでコーランの朝のお祈りだということがわかりました。スピーカーからコーラン流れて街中がコーランにつつまれます・・・
わたしはぐっすりと眠り、お奉行さまは憧れのエジプトに来れた実感がヒタヒタと押し寄せたせいか眠れなかったとか・・・
朝食の時にわたしを恨めしげに”じとぉ~”と見ていたおりました(笑)
このホテルのプールでは泳いでいる人を見かけたことはありませんでした。
添乗員さんに”プールで泳いでもいんですか?”とお聞きした方がおりましたが、添乗員さんは”できることなら、今回ではなくて日本に帰る日に泳いでください(笑)”と言っておりました。
ホテルの集合時間まで時間があったので、ちょっと散歩に出てみました。

朝のまぶしい太陽もこころなしか、ほこりにさえぎられているようです。
気持ちのいい朝となりました。カラっとした暑さです。
いろいろな人が車道に出てのせてくれる乗り合いバスやタクシーを探しているようです。
行き先も書いていないのに、どうやって見つけているのか今もって不思議です。
所かまわず、たくさんの人が車道に出ております・・・

ホテルの塀の側にはたくさんの車が駐車しております。
どうやって車を入れたんだろ?どうやって車を出すんだろ?
・・・つい考えてしまいました。

このロバ君は何を運んできたんだろ?
エジプトのロバ君は働き者です。そして、飼い主にかわいがられております。
とってもやさしい目をしております・・・
なのに・・・
日本では”馬鹿”ということをエジプトでは”ロバ”というらしいですよ。

背広の下から拳銃が見え隠れする観光ポリスがバスに乗り込んで、いよいよギザのピラミッドに出発です!
(おまわりさんでも、おまわりさんを写真に写しているところを見られたら、チップを要求されるとか・・・だからバスの中からこっそりと写しちゃいました(*´▽`*) )