而今 そのご

ゆるゆると日々を綴っております。

ずぼっと・・・

きのうはお彼岸の中日です。
いつものようにきなこ、餡、ごまの三種類のおはぎをつくりました。
半殺しはお奉行さまの役目です。(*^^*)
ばぁちゃんがいた頃は前の日から小豆を大きな鍋で煮ており、
出来立てのあつあつをもらってふぅふぅ言いながら食べるのが楽しみでした。
次の日は炊いたもち米をすりこぎでつぶして、小豆の入った鍋に手で丸めながら入れて・・・
それを鍋にこするように回しながら全体に小豆をまぶしておりました。
とっても手際がよくてまるで魔法の手のように見えたものでした。
ずっと”なべすり餅”と言っておりました。
だから・・・”おはぎ”という名があるのはちょっとした驚きでした。(=^^=)
そうそう ごまときなこがあるもの・・・ね・・・
そんなことを思い出しながら、ばぁちゃんの孫がつくるおはぎは、
買ってきた餡でつくる手抜き”おはぎ”です。もちろん”なべすりもち”ではありません・・・
でも ばばぁずたちは”作っているだけでもいいか・・・”
なんて言ってくれていることと思っておりますが・・・(^▽^;)

おはぎやあれこれを持って一路角館を目指します。
途中で寄り道をしたものですから、お寺さんへの到着がお昼近くになってしまいました。
覚悟していたとは言え、すごい雪です。



用意してきた長靴に履き替えていざ!ですが・・・



お墓参りに行ったような足跡が少ししかありません。
ここまで来たんだから”いきます!”というお奉行さまに従って雪の上を歩きます。
我が家のお墓は丘沿いにあるので、傾斜地を登ります。
雪は太陽の陽をあびてもとけますが、下からの大地の熱でもとけますので
上の雪がとけかかっているということは、下の雪と大地の間にはすき間があるということでして・・・
お奉行さまの靴跡のとおりに歩くのですが、( ‥) ン?私の方が沈むような
ちょっと足をはずしたら・・・なんと・・・
ずぼっと雪にはまってしまいました。それも足の付け根まで・・・それでも足が着きません。
お奉行さまに手を貸してもらい、引き上げてもらいました。(^▽^;)
そうだね・・・誰もお墓参りに来ないわけですね。
近道をしようと思ったのですが、どこかのご先祖さまの上を歩いたらバチアタリなので、
いつもの道を歩いてたどり着きました。



雪の上にお花をさしてお参りです。

帰り道もそろそろと気をつけて下ります。
お奉行さまの実家のお墓も雪の中でした。実家の兄夫婦に会ってひと休みをさせてもらい・・・
今度は頼んでいたケーキを取りにケーキ屋さんにより
姪っ子の長男の卒業と入学祝いを届けに行きました。

なぜかきのうはお疲れモードで早々にお休みとなりましたので、きょうのアップとなりました。
それにしても ”まんず ゆぎ よげだった・・・さくらっこはいつ咲くんだべなぁ~”