
<あらすじ>
現ローマ法王の訃報に接し、新しい法王を選出するために各国からヴァチカンへ枢機卿たちが招集される。システィーナ礼拝堂で投票が行われるが、枢機卿たちは心の内では重責を担う法王に選ばれたくないと一様に思っていた。投票の結果、メルヴィル(ミシェル・ピッコリ)が選出される。すでに聖ペドロ広場には新しい法王の就任を祝いにきた人々で溢れかえっていた。就任の演説が控えていたが、メルヴィルは重圧から逃げ出してしまう。新法王が行方不明になったのを知った事務局広報は、そのことが公にならないよう画策し、街中を捜索する。一方ローマの街に逃げ込んだメルヴィルは、市井の人々と触れ合ううちに、人生における大切なものや信仰心、なぜ法王が必要なのかなどを見つめ直していく
この映画を観に行くと決めてから数日後に法王の退位が発表されました。
枢機卿たちは自分が選ばれることを誇りに思っているとおもいきや・・・
どうかわたしが選ばれませんように・・・まぁユーモアなのでしょうが
街へ逃げ出した法王がいろいろなことを感じそしてヴァチカンへ戻って行ったということは・・・
聖ペドロ広場で新しい法王の就任の演説をするときに、これで新しい法王が決まったとほっと一安心をしたのもつかの間
なんと・・・
わたしは導くものではありません。わたしは導かれるもの です。と言っていたような・・・
すべては神のご意思だと思っていたけれど、そうではないこともあるということなのでしょうか?
ありふれた結末を予想してしあわせな気分に浸っていた私は、
意外な結末にそして枢機卿たちの表情にまた物語の初めを思い出しておりました。
そしてシスティーナ礼拝堂では、あの映画のようなコンクラーヴェが行われていることと・・・