而今 そのご

ゆるゆると日々を綴っております。

ニィハオ北京・・・そのはち

つににやってきました。天安門広場です。
テレビで見慣れている広場の前に立ちました・・



ツァーのアシスタントをしてくれた女のこです。
日本語を学んでいて、将来は通訳になりたいとか・・・
日本に行きたい!と言っていたけれど
日本のデズニィーランドは知らないとか・・・
前日からガイドさんに言われておりました。
スリが一番多いところが天安門広場と故宮だとか・・・
カバンは前に!そして常に手で触っていてください!
物売りはほとんどがスリです!
いいつけを守ってカバンは身体の前に
ガイドさんの真後ろについて
はぐれないようにしました。
もちろん カメラは手首に通して・・・
アシスタントの女の子も
リュックを前にしておりました。
海外に行くと
哀しいことにこうして緊張感が走り
外国に来ているんだなぁ~と思わされます。

いよいよ故宮の観光に入ります。



この橋を渡る手前に、グリーンのコート(↓のブログで立ってたお兄さん)を着た人達数人が椅子に座って
なにやらたのしそうな話をしている様子でした。
その後ろで、杖を持ったおじいさんが倒れておりました。
ひとりのお兄さんが起そうとしていたのですが、動きそうもありません。
側では杖をもったおばぁさんが心配そうにのぞいております。
身なりは田舎から出てきたようなあのテレビドラマの”大地の子”の出演者のような服装でした。
あんなにたくさんの人が行き来しているのに、だれも足を止めません。
すぐ後ろで倒れている老人がいるのに知らない様子で話し込んでいる兵士がいることと
見ていないのか見ないふりをしているのか・・・今の中国をみたような気がしました。
そして あのおじいさんとおばぁさんはどうなったのだろう・・・病院に運ばれたのだろうか・・・
などと思い出すたびに気になります。
外国人の旅行者だからとツァーの途中だからと何もしなかったのが良かったのだろうか・・・
と心にひかっかっております。



北京の雪はサラサラで細かい雪が空から落ちてきます。
石畳に落ちた雪は滑ります。そろそろと歩いております。



360度ぐるぅ~と取り囲まれております。



とてもキレイに保存されていると思ったら・・・見えるところだけ補修したとか・・・(^▽^;)



ここはまだまだ故宮の入り口です。



その昔ここで暮らしていた人たちの冬は寒かったろうなぁ~・・・とつくづく思いました。