
<あらすじ>
1943年のミュンヘン。“打倒ヒトラー”を呼びかける組織「白バラ」のメンバーであるゾフィーと兄ハンスは、大学構内でビラをまいているところを見つかり、ゲシュタポ将校に連行される。そこで尋問官モーアの取り調べを受けるが、無罪であることを主張。モーアはゾフィーを信じかけるが、証拠が発見される。ゾフィーは自分は信念によって行動したことを認め、密告を拒否した。死刑が宣告され、ゾフィーに最期の時間が迫っていた。
信念ってなんだろ・・・
彼女があんなにも毅然としていられたのは信念のせいなのだろうか・・・
尋問官モーアとのやりとりには引き込まれてしまった!!
ゾフィーによっていろいろな事実を知らされていくモーア。出来ることならゾフィーを助けたいとおもうモーア・・・それを感じながらも信念を曲げないゾフィー
逮捕されて怒鳴り散らすだけの裁判官の裁判を受けてその日の夕方に死刑!!
有罪を受けても99日の猶予があると思っていた彼女がすぐ”死刑”になると悟ったときに独房のなかで声をはりあげます!!自分のことで両親がどんな扱いを受けるのかそれだけだ気がかりなゾフィー。そんな彼女に面会に来た父親が”君はただしい”と・・・そう言い切る父親とそれを言わせる娘・・・
死刑の場へ連れて行かれる時にゾフィーがあびた陽の光りはまぶしかった!!
でもね・・・死刑がギロチンだなんて・・・
そして・・・連合軍が飛行機からまいたビラがゾフィーたちが作ったビラだったなんて・・・
もしかしたら・・・形だけの裁判から数時間で処刑されてしまった彼女にとっては、そのほうが良かったのかもしれないと今になって思えてきました!!
揺らぐことの無かった信念でも、日を重ねるごとにもしかしたら揺らいだのかも知れないし・・・両親が受けるだろう扱いを思って悩んだ事だろうし・・・
平和ボケのまっただ中にいるわたしには・・・
信念などというものとは縁遠いところにいるわたしには・・・
あんなに毅然と凛として背筋を伸ばして相手の目を見てひるむことなく、しっかりと自分の信じた事を通す彼女には・・・憧れや尊敬ではなく歴史の中の一コマとして観てしまいました・・・
怒鳴り散らすだけの裁判官にも何故か人間味を・・・登場人物それぞれに隠された感情を感じてしまったのは
”わたしも・・・年をとったのかぁ~・・・”としみじみ思ってしまいました(^^;)